ラティアス - ポケモン対戦考察まとめWiki｜第五世代（ブラック・ホワイト＆ブラック2・ホワイト2）

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ラティアス [編集]

No.380 タイプ：ドラゴン/エスパー
特性：ふゆう（地面タイプの技を受けない）
体重：40.0kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

※特性「ふゆう」により、じめん無効

高い素早さと耐久を誇る600族ドラゴン。ラティオスと似た種族値だが、単純なCS振りアタッカーの適性はラティオスに分がある。
反面、耐久が高めなので補助技や耐久調整を絡めた運用がラティアスを活かす要となる。
同速を含むの他のドラゴンや、テラキオンなどの高速格闘を考慮し、最速が基本。

耐久型で考える場合弱点の多さに注意。
メジャーな氷に弱く、ドラゴン族の攻撃はもちろん受けられない。
反面、耐性は有用なものが多く、出しどころを間違わなければ相手の交代を誘発しやすい。
ラティオス程の決定力はないので、使い捨てにならないように注意したい。

ラティオスとの比較

タイプや技は似通っているが、火力・耐久にそれぞれ差がある。
そのためラティオスとは有利・不利な相手が若干異なってくる。

• メリット
  アタッカーとして使う場合、耐久調整することでラティオスと異なる役割を持てる。
  H4振りラティオス確1調整の攻撃を耐えて、反撃することも可能。後出しにも向く。
• デメリット
  耐久調整することも含めて火力が劣り、交代から受けられやすい。
  眼鏡ラティオスなら突破できる可能性のある鋼は基本的に突破不可能。

技候補 [編集]

型サンプル [編集]

瞑想再生型 [編集]

性格：おくびょう
努力値：素早さ252　耐久調整　余り特攻
持ち物：たべのこし/オボンのみ/ひかりのねんど/ハバンのみ/ゴツゴツメット/ラムのみ
確定技：りゅうのはどうorりゅうせいぐん/めいそう/じこさいせい
選択技：ミラータイプ/リフレクター/みがわり/しんぴのまもり/なみのり/10まんボルト/サイコショック

ナットレイやメタグロスを後出しされても突破できる型。
技スペースが足りず、選択技はどれも一長一短でPTと相談。

この型(流星群・瞑想・自己再生が確定として)にミラータイプって合わなくないか？
下にあるが、ハッサムに交換読みミラータイプが決まったとして、何をするの？？
向こうに舞と羽休めがあれば、こっちがジリ貧。

変化技

• ミラータイプ
  全体的に呼ぶ相手の攻撃範囲が狭くタイプ相性で居座れる。特にハッサムや氷タイプに有効。鋼には特性ふゆうを活用できる。
  悪タイプのおいうちに耐性を持たせて安全に引くことも可能になる。
  攻撃技が不一致になり威力低下。バンギラスには効果がいまいち。
• リフレクター
  こちらが交代しても効果が持続する。グロスにも有効。
  一定ターンごとに貼りなおす必要があり、重ね掛けできない。
• あまえる
  重ね掛けができる。
  相手が交換すると解除され、グロスには無効。

攻撃技

ミラータイプを使う場合は使用する対象が鋼であることが多い。
鋼に等倍で入るなみのりや10まんボルトも候補に。

状態異常対策

普通の耐久型でもどく状態に弱いが、この型は素早さも活かすため、まひ状態も致命的。
技ではみがわり、しんぴのまもり等、持ち物ではラムなど回避するための手段は多い。
↑しんぴのまもりってどうだろうか。素早さはこれを使える中でもやっぱり高いし、そのまま後続のサポートにつなげられる。
↑技スペがあるなら有りだと思う

ハバンのみ搭載型 [編集]

性格：おくびょう
努力値：素早さ252　耐久調整　余り特攻
持ち物：ハバンのみ
確定技：りゅうせいぐん/めいそう/じこさいせい
選択技：ミラータイプ/リフレクター/みがわり/なみのり/10まんボルト/かみなり/サイコショック

ハバンのみを搭載することで元々持っている対竜の役割の遂行能力が上がる。
確定技や努力値配分が異なるため別記。

火力調整

死に出し時(ランク±0)時に竜を一撃で刺す火力が最低条件。
竜の波動では火力と耐久を両立できないため流星群一択。
C130(0)：H155D131ラティオスを確定1発
C135(36)：H201D106ガブリアスを確定1発
C138(60)：H199D110サザンドラを確定1発 / H205D106ガブリアスを確定1発

耐久調整

竜からの攻撃を確実に耐える耐久が最低条件。
ラティオスと雨キングドラ以外にはスカーフ持ち/竜舞を積まれた場合を除き先手をとれる。
鉢巻ガブリアスなどを想定するのは自由だが、ランク+1物理竜の攻撃を耐えるのは難しい。
H172D150(H132D0)：C182ラティオスの眼鏡流星群耐え
H182D150(H212D0)：C194サザンドラの眼鏡流星群耐え
H160B110(H36B0)：A216オノノクスの逆鱗耐え
H163B110(H60B0)：A216オノノクスのダブルチョップ耐え

調整例

• 181-x-111-136-151-178（臆病 204-0-4-44-4-252 振り）
  C:H201D106ガブリアスを確定1発
  　H199D110サザンドラを最低乱数を除き1発
  　H197D121ニョロトノを雷で確定2発
  HD：C194サザンドラの眼鏡流星群耐え
  　C182ラティオスの眼鏡流星群＋砂ダメージ1回耐え
  HB：A164ガブリアス(201ガブ)の鉢巻逆鱗耐え・鉢巻ダブルチョップを高乱数耐え

基本Cに振らないこの型だと、龍に役割を持たせるには竜の波動だと火力不足。
瞑想と流星群は相性悪いそうだけど、使ってみると全然そんなことは無かった。
流星群/サイキネ/瞑想/再生＠ハバンで使ってて、龍も返り討ちにできるし、瞑想→流星群の威力が魅力的でデメリットは気にならない。

眼鏡アタッカー型 [編集]

性格：おくびょう
努力値：素早さ252　耐久調整　余り特攻
持ち物：こだわりメガネ
確定技：りゅうせいぐん
選択技：トリック/なみのり/10まんボルト/かみなり/サイコショック/りゅうのはどう/くさむすび/めざめるパワー(炎)

ラティオスとの差別化となる耐久力を活かし、攻撃試行回数・繰り出し性能を高めたHSベースのアタッカー。
ガブリアスに例えるならば、ラティオスは183ガブ、この型のラティアスは201ガブ(よりさらに耐久を高め火力を落とした)イメージ。
ラティオスと比べ素の火力が低いことや、放置すると止まらなくなる瞑想再生型の存在などから、
ラティオスよりも相手が退かない場合が多いので、撃ちたい相手に眼鏡流星群が決まりやすいのも利点。

眼鏡ラティオス基準で調整している鋼タイプが辛い。
とりわけ呼びやすい特防振りメタグロスの対処は味方任せとなるので、見せ合いの時点で注意。

調整について

受けループに組み込むなど何度も後出しする前提であればHS全振り、あるいは撃ち逃げ寄りの動きにする場合や
特定の仮想敵の攻撃を耐えるためラティオスに代えてラティアスを採用する場合ならばCS全振りもありだが、
基本はラティオスを意識した相手の火力・耐久調整のメタとなる調整。
耐久は、B4orD4振りラティオスを丁度確定1発で落とせる調整の技を確定で耐える水準が最低ライン。
具体的には H167 B111 D150（H92 B4 D0振り）や H159 B117 D151（H28 B52 D4振り）など。
この耐久を確保した上で火力に振るなら、ラティオスの眼鏡流星群1発耐え調整の相手を眼鏡込みで確定2発で
落とせる調整、具体的にはC144（C108振り）以上が望ましい。（よくあるC143は確2ではなく高乱数2発）
この調整は同時にラティオスの道具補正なし流星群1発耐え調整を確定1発で落とせるラインでもある。

調製例

• 175-90-110-143-150-178（臆病 156-0-0-100-0-252 振り）
  テンプレ構成。C143ラティ。
  H:16n-1
  C:眼鏡流星群で「臆病眼鏡ラティオスの流星群耐え」を2発目のランク-2込みで超高乱数2発
  　眼鏡流星群で「臆病ラティオスの流星群耐え」を高乱数1発。
  HB:A200ハッサムの蜻蛉返り耐え、A205ドリュウズの珠シザークロス耐え
  HD:C158ユキノオーの吹雪耐え、C182ゲンガーの珠シャドーボール耐え

選択技

• サイコショック
  パーティの中で格闘を任せる場合優先して入る。タイプ一致なので全抜きを狙う場合にも使える。
  ほとんどの格闘ポケモンは防御より特防の方が高いので２つの技のダメージ差は少ない。
  特殊受け対策にもなり、瞑想ライコウに起点にされずに済む。
  サイコキネシスはほぼ特防より防御の方が高いローブシンと、
  眼鏡をトリックで渡した後、サイコショックでは確定で落とせないポイヒキノガッサの2匹ピンポイントとなる。
• １０まんボルト・かみなり
  サブウェポン。パーティの中で水を任せる場合優先して入る。雨パに組み込む/対策するなら雷。
  これがないとエンペルトへの有効打ががなくなる。
• なみのり
  サブウェポン。パーティの中で対砂パを任せる場合優先して入る。
  特性浮遊で地面技を無効にしてカバドリの弱点を突ける。
  これがないとヒードランへの有効打がなくなる。
• トリック
  眼鏡の押しつけが残飯持ち耐久型に有効。物理型の火力を削ることもできる。

テンプレ構成を少しいじり、173-x-111-144-151-178配分＠眼鏡で使っている。
先発ラティアスを使っていると、与ダメージから恐らくラティオスの眼鏡流星群耐え調整が施されたポケモンが先発や死に出しでは出てこず、
後出しで出てくることが多かった。1発攻撃を耐えて2発で突破どころか、1発も攻撃を受けずに突破しやすい。
ところで、C143まで振るならC144まで振るべきだと思う。オスの眼鏡流星群耐え調整の相手に高乱数2発が確定2発に、
オスの流星群耐え調整の相手に高乱数1発が確定1発/最低乱数を除き1発になるだけでなく、数字的にもC144は眼鏡補正込みで12nなので、
ランク補正で威力が1/2,1/3,1/4になった時端数の切り捨てがなく得する。偶数なので眼鏡の上昇効率も良く、常に実数値2の差ができる。
この配分ならA205ドリュの珠シザクロこそ確定耐えが乱1になるが、他は同様に耐えるので耐久もほとんど差がない。

サポート型 [編集]

性格：おくびょう
努力値：HP252　素早さ252 or 耐久・特攻調整
持ち物：オボンのみ/たべのこし/ハバンのみ/ひかりのねんど/ドラゴンジュエル
確定技：りゅうせいぐん
選択技：ひかりのかべ/リフレクター/おいかぜ/ねがいごと/いやしのねがい/なみのりor10まんボルト

耐性を活かして繰り出し、流し際に壁を張ったりして場を整える。
さらに願い事を使い後続を安全に繰り出すこともできる。

5世代から願い事の回復量は「ねがいごとを使用したポケモンの最大HPの半分」となったので使う場合はHP極振り推奨。

リフレクターや光の壁を採用する場合は最速。低耐久でも先制した方が耐久振りで後手になるよりも実質的に硬くなる。
願い事に特化する場合も最速推奨だが、無しでも出来ない事はない。

素早さに振る場合は竜を突破できるようにしたいが、205ガブを確1にするには強化アイテムを持つか
特攻に60振る必要があり、耐久を大きく削がれる。

ラティオスは置き土産があるので積みサポートではラティオスの劣化になる。
その一方、火力は負けているが耐久は勝っているため、
拘り系や火炎玉＋根性の奴らを繰り出す回数を稼ぐような
サイクルを回す中でのサポートならラティアスの方が優秀。

こいつで差別化を考えるなら追い風→癒しの願いで諸刃打って疲弊したラムパ辺りに繋ぐのが良いと思う。
追い風と癒しの願いを両立できるのはコイツだけ。

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