初心者用ページ/個体値の厳選 [編集]
ここでは高個体値のポケモンを捕獲するためにはどのようにしたら良いかを記述します。
タマゴ孵化での高個体値ポケモンの厳選方法 [編集]
タマゴから生まれたポケモンは♂親の6つの個体値と♀親の6つの個体値、計12の個体値の中から必ずランダムで3つの個体値を遺伝します。※1
また、親にパワーウエイト、パワーリスト、パワーベルト、パワーレンズ、パワーバンド、パワーアンクルのいずれかを持たせることで、
それぞれの道具に対応した個体値を確実に一つだけ遺伝させることができます(例えばパワーウエイトの場合はHPの個体値)※2,3
これを利用し、高個体値のポケモンを親にし、さらに高個体値の子の孵化を狙うことができます。
※1 同じ能力の個体値を重複して遺伝することはありません。
※2 パワー○○を持たせた個体値遺伝を行っても合計3つ遺伝することは変わりません。(残り2つをランダムに遺伝することになり、4つ遺伝することはない。)
※3 両親が持っていても、どちらかの対応した個体値しか確実に遺伝できません。
下記の表は遺伝例です。
※表の個体値は HP-攻撃-防御-特攻-特防-素早さ を表しています。
親 | 性格 | 個体値 | 持ち物 |
フカマル | - | &color(red){31}-&color(blue){29}-21-8-9-8 | パワーウエイト |
メタモン | &color(green){ようき} | 22-0-7-30-11-&color(blue){31} | かわらずのいし |
子 | 性格 | 個体値 | 持ち物 |
フカマル | &color(green){ようき} | &color(red){31}-&color(blue){29}-1-14-18-&color(blue){31} | - |
まず親のフカマルがパワーウエイトを所持しているので、子にHPが引き継がれているのが見て取れ、
また子の個体値が親と被っているものを探すと、攻撃は親フカマルと、素早さはメタモンと被っており
親からそれぞれの個体値を遺伝したことがわかるはずです。
このような遺伝を繰り返すことで高個体値のポケモンを厳選します。
ただし個体値は3つだけしか遺伝しないため、全ての個体値が最大のポケモンを厳選することは不可能に近いとされています。
- かわらずのいしを持たせると50%(BW2は100%)の確率で「性格」が遺伝する
- ♂の親が覚えているタマゴ技は子に遺伝する(タマゴ技については各ポケモンのページの下部参照)
- 両方の親にパワーウエイト等を持たせても1つしか効果がない
- ♀の親が夢特性の場合は50%の確率(BW2はどれも一律で70%ほど)で特性を遺伝する(片親がメタモンの場合は遺伝しない)
タマゴ孵化でのめざめるパワーの厳選方法 [編集]
データ集/めざめるパワーを参照。
タマゴ孵化による入手ができないポケモンの厳選方法 [編集]
こちらも参照→厳選難易度の高いポケモン
伝説のポケモンに多くあるフィールドにいるポケモンに話しかけて戦闘に入るポケモン(固定シンボル型)や、
広範囲のMAPを移動するポケモン(徘徊型)、公式からのポケモンの配信(配達員型)での受け取りについては、上記の遺伝のテクニックが使えません。
なので自動的に「その場で捕まえて高い能力と望みの性格が出るまで粘る」という作業になるので通常の孵化よりも高個体値を狙うのは厳しくなります。
共通して「捕まえる前にレポートを書く→戦闘に入って捕まえる→能力値を見て気に入らなければそのままリセット、気に入ればセーブ」という手順になります。
固定シンボル型については厳選の効率を上げる手段があるので記載します。
- 固定シンボル型
- 基本的な準備として、
「特性:シンクロのポケモン」
「能力値をある程度判定するためのポケモン」
「マスターボールor大量の捕獲用のボールと弱らせるポケモン」
が必須となります。
特性:シンクロのポケモンは、ひんし状態か否かにかかわらず先頭(左上)に置くことでおよそ50%の確率でシンクロポケモンと同じ性格となります。
BWではムンナ(ゆめのあとち)、リグレー(タワーオブヘヴン)がシンクロを持っている中でも容易に入手できるので、厳選のために目的の性格をシンクロポケモンを&bold(){必ず}入手しておきましょう。
能力値をある程度判定するためのポケモンの必要性は、無駄な捕獲時間を減らすことです。素早さかHPをこれで判定することができます。
- 例1 素早さの判定
BW2で出現する野生のLv45のようき(S↑C↓)テラキオンの素早さの最大値は127。
よって素早さ126のポケモンが&bold(){先手を取られたときだけ}に捕獲をすることで、捕まえるテラキオンの素早さは個体値31の127、同速を見落としても個体値29~30の126なのが確定する。 - 例2 HPの判定
BW2で出現する野生のLv65のユクシーのHPの最大値は192。
よっていかりのまえばで体力を半分にした後にLv95のポケモンでちきゅうなげやナイトヘッドを使用して倒れなければ残りのHPは1になり、HP個体値が30~31と確定します。
残りの攻撃防御特攻特防の能力を判定するのはダメージ計算の乱数幅の関係でかなり難しいですが、慣れてくれば明らかに小さいダメージが分かるようになります。
マスターボール以外の捕獲用のボールは特にこだわりがなければ倍率の高いダークボール、タイマーボールが基本となります。戦闘開始すぐにクイックボールを投げたり、別データから捕まえたいポケモンの図鑑だけを埋めてからリピートボールで捕獲するという手もあります。
捕獲用のポケモンは弱らせる技や状態異常はもちろんですが、倒されづらい高レベルのポケモンを用意しましょう。捕獲するポケモンの技構成によってはダメージを受けない場合もあるので予め調べておきましょう(例:Lv65のレジロックの攻撃技は電気技の「でんじほう」と「チャージビーム」のみなので地面タイプで相手をする等)。
備考 [編集]
現在では、改造をせず、誰でも理想の性格と個体値を持つポケモンを入手できる「乱数調整」という方法が存在します。
ただし改造のように「間違いなくルール違反である」とははいえないものの、それと似た性質があるのではないかという主張もあります。
本wikiでは「乱数調整」については肯定も否定もしません。推奨も禁止もしません。使用するかどうかは個人の判断・責任でお願いします。
やり方についてはすでに多くの方が詳しい解説をされている事や、ここに書くと「できない」「わからない」といった大量の質問が来る可能性がある為、ここでは解説しません。
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