要注意戦術 - ポケモン対戦考察まとめWiki|第五世代(ブラック・ホワイト&ブラック2・ホワイト2)

要注意戦術集 [編集]

あくまで戦術自体の紹介なので自由枠は切り捨てでお願いします。



バトンパーティ [編集]

サポート要員で起点を作った後、バトン要員を安全な状況で繋ぎ、抜き性能が高いアタッカーにバトンして3タテを狙うパーティ。
火力の無い受けポケモンを起点にでき、一致技で強引に突破を図る相手にも壁での対処が出来る。
サポート要員はラティオス、エルフーン、アグノム。バトン要員はフワライド、サクラビス。エースはガブリアスローブシンキノガッサ等が多い。
小さくなるの場合はウルガモスパルシェン等の積みエースも居る。

フワライド軸の小さくなるバトンは高火力先制技や状態異常に対してやや強い。また、バトン先が無償で降臨しやすく、襷も対策になりにくい。
逆に運に頼るため事故に弱く、定数ダメージで戦うポケモンや必中技に弱い。
サクラビス軸のからやぶバトンは安定した高火力と速さが得られ、全抜きが狙いやすい。
逆にステロか連続技が無ければ襷が辛く、状態異常(特に足が奪われる麻痺)やバトン先をピンポイントで狙われたときが辛い。
ただしエースは状態異常に強い火炎球ローブシン、毒々球キノガッサ、電磁波に強いガブリアス等が多いため注意。
また、サクラビスの場合はサポート要員を切り、余った枠のポケモンとサイクルによってダメージを蓄積させて、隙が出来たらエースやサクラビスでの全抜きを狙って来る場合も多い。

構成ポケモン [編集]

起点要員
  • エルフーン@メンタルハーブ等
    おきみやげ/ちょうはつ/ひかりのかべ/アンコール
  • ラティオス@こだわりスカーフ等
    おきみやげ/りゅうせいぐん/トリック/リフレクターorひかりのかべ
  • アグノム@ひかりのねんど等
    確定技:リフレクター/ひかりのかべ/ステルスロック
    選択技:だいばくはつ/ちょうはつ/サイコキネシス
バトン要員
  • フワライド@オボンのみ
    確定技:ちいさくなる/バトンタッチ/みがわり
    選択技:マジックコート/アクロバット/めざめるパワー(飛)
  • サクラビス@しろいハーブorきあいのタスキ
    確定技:からをやぶる/バトンタッチ/ハイドロポンプorなみのり
    選択技:れいとうビーム/めざめるパワー(草・電)

対策 [編集]

まず第一に挑発やアンコールなどで相手のサポート要員とバトン要員に仕事をさせないこと。
エースまで繋がれてしまった場合は止める事がほぼ不可能とみていい。
昔から続く積み崩しの吹き飛ばし・吠える・ドラゴンテールなどの交代技や持ち物レッドカードなども有効に活用していきたい。
また、どちらのバトン要員にも効く滅びの歌は、バトン先にもカウントが引き継がれるためこれでの対策も可能。
ただ、これも相手先発ポケモンに逆に挑発で封じられたり、場作り役の相手の先発ポケモンはメンタルハーブ持ちである可能性もあるので注意が必要。

どちらのバトンパも選出時に戦術が分かりやすい点と、補助技と積み技を多く多用する点からこちらが無償で動けるターンが多い。
また、エースへのバトンや全抜きを防げればパーティ事態が壊滅しやすいため、バトンパ事態の対策は比較的取りやすい部類に入る。

毒びしパーティ(パルボルト) [編集]

初手パルシェンで毒びしを撒き、後続のポケモンでの先制みがまも連打での無限戦術を勝ち筋の1つとするパーティ。
また、毒びしの効かない鋼、毒タイプは比較的遅いため、キノガッサ・バシャーモが刺さりやすく、飛行タイプにはパルシェン・ボルトロスが刺さっている。
受けループや、雨グドラのようなエースアタッカーによる全抜きをするようなパーティなどにかなり強く、そして何より、現環境で多いサイクル戦に対してかなり有利に動ける点が利点である。
そのためかメタパーティとしての役割が強い。

パルシェンの『毒びし』ボルトロスの『身代わり』『守る』という技枠3つ以外は基本構成と大差がない為、毒びしだけを強く意識して対策してもあまり意味はない。
必ずしも毒びしを撒いてくるとは限らないので、毒びし対策と同時にパルシェン・ボルトロス・バシャーモ・キノガッサへの対策も万全にする必要がある。

構成ポケモン [編集]

  • パルシェン@きあいのタスキ
    確定技:どくびし/つららばり/からをやぶる
    選択技:ロックブラスト/ハイドロポンプ/こおりのつぶて
  • ボルトロス@たべのこし
    確定技:まもる/みがわり/10まんボルト/めざめるパワー(氷)
    or
  • バシャーモ@たべのこし
    確定技:まもる/みがわり/炎技/とびひざげり
  • キノガッサ@どくどくだま
    確定技:みがわり/キノコのほうし
    選択技:まもる/ローキック/きあいパンチ/やどりぎのタネ/タネばくだん/ストーンエッジ

対策 [編集]

毒びし『だけ』に限って言えば対策は比較的簡単な部類になる。
定数ダメージをメインに戦う為、砂嵐や霰の天候ダメによって無限戦術は崩しやすく、また挑発・アンコール・吼える・吹き飛ばしといった通常の無限戦術対策も通用しやすい。
また、積み技+ねむカゴをメインに立ち回り、ボルトロス・バシャーモに非常に強いポケモンではまさにカモに出来る。
ちなみに浮いていない毒タイプで毒びしは自体は回収可能。
浮いているポケモンと鋼タイプにも毒びしは通用しないため、このパーティだけに言えばそれらで固めても対策自体は出来る。
ただし、中心となるポケモン達は積み技による抜き性能が非常に高いため、パーティの見極めを間違えればそのまま全抜きされることも多い

毒びしからの無限戦術の対策事態は楽な方なので過剰に対策する必要は無く、無限戦術対策が出来ているならそれで間に合うことが多い
さらに、フシギバナ、ドグロッグ等の毒ポケモンをちらつかせるだけで毒びし戦術自体を抑制できる

相手のパーティに構成ポケモンの組み合わせがいたらどくびし+みがまもの可能性を一度疑いたいところ
意識さえしておければ、戦術に嵌らないような選出は容易。但し、パルシェンやボルトロスにすぐやられてしまうようなポケモンでは何の意味もないが

あくまで頭に入れておいた方がいい戦術であり、構成ポケモンが居たからといって毒びしパーティと決め付けるのは危険である。