ブラッキー - ポケモン対戦考察まとめWiki|第五世代(ブラック・ホワイト&ブラック2・ホワイト2)

ブラッキー [編集]

No.197 タイプ:あく
特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態異常になる)
夢特性:せいしんりょく(怯まない)
体重:27.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
HP攻撃防御特攻特防素早
95651106013065

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)かくとう/むし
いまひとつ(1/2)ゴースト/あく
いまひとつ(1/4)---
こうかなしエスパー

悪タイプ屈指の耐久力を誇るポケモン。耐久型のための補助技も充実している。
その代償として火力が低く、サブウェポンも乏しいため攻撃範囲は極端に狭い。
積み技が強い第5世代では積みの起点にされやすいのが目下の課題。
以前ほど鈍いを積みやすい環境とは言えない。

ポリゴン2ブルンゲルサマヨールのような耐久ポケモン全般に強さを発揮する。
シンクロもあるため、状態異常で一方的に倒されるということも少ない。
ちょうはつやねむるも併せれば相手を完全にこれらの耐久型をマークできることも。
ただしどの相手もバカ正直に突っ張ってくることは少ないため、立ち回りやPTバランスの工夫を心がけたい。

ふいうち等第4世代でしか覚えられない技がある点に注意。
BWでは仕様変更により、くろいまなざしのバトンタッチによる引き継ぎができなくなった。

BW2でバークアウト、イカサマを習得。どちらも高耐久のブラッキーとは相性がよい。



特性考察 [編集]

シンクロ
基本はこちら。能動的には活かしづらいものの、ブラッキー自体が状態異常を誘いやすいポケモンのため発動機会は多い。
高速回復持ちの耐久に毒を打たれた場合でも一方的に不利にならない。
ただしシンクロはこちらがあくび・どくどくを使う場合に邪魔になることがあるので注意。
例としては対耐久ヤミラミ等で、どくどくやあくび対策として鬼火を入れられてシンクロ火傷で上書きされてしまう場合など。
せいしんりょく
夢特性。こちらは猫騙しが飛び交うダブル・トリプル向き。
シングルではエアスラトゲキッスに一方的に潰されることがなくなるぐらいで、電磁波や他の耐久連中を考慮すればシンクロの方が使いやすい。

技候補 [編集]

攻撃技威力命中タイプ追加効果備考
しっぺがえし50(75)
100(150)
100--後攻時威力2倍。のろいと合わせればかなりの火力を確保できる。
5世代では、相手の交換時は威力は2倍されない。
おいうち40(60)
80(120)
100--相手交換時威力2倍。A無振りだと、無振りフーディンでも乱1。
A特化珠でH4振りラティオスが超高乱1程度。
ふいうち80(120)100優先度+1速くないブラッキーには有用な先制技。4世代教え技限定。
イカサマ95(142)100--BW2で習得。自分自身の火力がないブラッキーとは相性がいい。
威嚇もち物理アタッカーには特に高い打点を持てる。
バークアウト55(82)95特攻↓100%BW2で習得。特殊技。火力は微々たるものだが、追加効果が優秀。
かなりの高火力でも受けられるようになる。
補助技命中タイプ備考
のろい--ブラッキーと相性がいい積み技。耐久を底上げしつつ、しっぺがえしの威力を強化できる。遺伝技。
あまえる100攻撃2段階ダウン。物理アタッカー相手に強くなれる。
いやなおと85防御2段階ダウン。自身の火力補強になるほか、味方の補助にもつながる。
うそなき100特防2段階ダウン。ブラッキーの特殊型が扱いづらいため、ほぼサポートor流し専用。遺伝技。
バトンタッチ--バトンできる積み技はのろいのみだが、交換読みで使えば有利な対面を作りやすい。
くろいまなざし必中相手を場に縛って起点にできる。5世代ではくろまな状態をバトンタッチできなくなった。
あやしいひかり100運ゲーになるが、ターン数を稼げるため耐久型と相性がいい。
いばる90あやしいひかりとは選択。相手の混乱ダメージを上げるほか、イカサマとも相性がいい。
物理アタッカー相手に使うと火力増強になってしまうので注意。
みがわり--鈍足の状態異常対策や、交代読みなどで。相手が遅ければ、守ると合わせてターンを稼ぐのにも使える。
どくどく90耐久型でのダメージソースに。
あくび必中交換読みで相手を流すのに使える。遺伝技。
まもる--様子見、毒やたべのこしのターン稼ぎ、あくびから居座る相手を眠らせる、など用途は広い。
ねがいごと--次ターンに回復。味方を回復させたり、守ると合わせて擬似高速再生のような使い方もできる。
5世代では、交代先の最大HPによらず、使用者のHP半分と同じ量を回復する。遺伝技。
つきのひかり--高速回復技。回復量は天候の影響を受ける。
ねむる--カゴのみやねごとと合わせて。状態異常に強くなれる。
ねごと--ねむると合わせて。タイプ相性上、キノガッサの相手はできない。
ちょうはつ100耐久霊の鬼火対策などに。Sが低いので、対面からの挑発対策には向かない。
よこどり--起点にしてくる相手の積み技を奪ったり、耐久型の回復を阻止しつつ自分が回復できる。

特殊受け型 [編集]

性格:しんちょう
努力値:HP252 特防252
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/カゴのみ/メンタルハーブ
確定技:つきのひかりorねがいごとorねむる
攻撃技:イカサマorしっぺがえし/ふいうち/おいうち/バークアウト
補助技:あくび/のろい/どくどく/いばる/ちょうはつ/まもる

半減は少ないが特殊で弱点を突かれる頻度も少なく、高い特殊耐久と回復技で特殊AT全般を数値受けする型。
単純な数値特殊受けならハピナスの方が上なので、豊富な補助技をうまく絡めて立ち回りたい。

回復手段について
PT選出と立ち回りでどれもそれぞれ一長一短であるため、役割を持たせたい相手を定めて決めると良い。
  • つきのひかり
    回復の高速さがメリットで、単純な特殊アタッカー全般の受けを任せるなら優先順位度は高い。
    ねむるでは受けられない例としては臆病ラティオス(りゅうせいぐん@こだわりメガネで54.4~64.3%のダメージ)など。
    デメリット面はどくどくで機能停止しやすい点、天候変化で回復量が不安定になる点。BWではどちらもメジャー。
    基本的にどくどくを持ってそうな相手と戦わせないようにすべきだが、アタッカーが役割破壊として仕込んでいるケースには弱い。
    一応毒耐久同士の戦いではシンクロで最悪1:1に持ち込める可能性があるが、基本的に役割放棄になる。
  • ねむる
    何といっても状態異常を回復できる点が最大のメリット。
    どくどくや鬼火を誘いやすい傾向にあるため、ねむるの利点を活かした状況を作りやすい。
    一度の使用で全回復できるという利点も積極的に活用したい。
    デメリットは持ち物がほぼカゴ固定になり、複数回の使用が困難であること。
    特殊受け全般を任せる型の場合、やはり月の光に比べ場持ちしにくくなるデメリットが目立ちやすくなる。
    ねごとを入れれば持ち物と使用回数の問題はクリアできるが、安定性に欠けやすくなる点と技スペの問題が発生する。
  • ねがいごと
    まもると組み合わせることで擬似高速再生技となる。
    つきのひかりと比べた利点は、天候で回復量が変化しないこと、後続の補助にも使える点。
    BWで願い事の回復量が使用者のHPに依存になり、基本的にHに振らないアタッカーへの回復量は増えたと見てよい。
    デメリットはまもるによる技スペースの圧迫。また安易なまもるは相手に積みの隙を与えやすいので運用に注意が必要。
  • たべのこし
    持ち物による回復。まもると組み合わせると効果を発揮しやすい。
    回復をこれだけに頼るのはやや不安なので、なるべく願い事などと併用したい。
攻撃手段について
  • イカサマ
    自身の攻撃力の低さが全く気にならない、主軸にしやすい優秀な技。受け型ながらアタッカー気質な一面を持つことができる。
    特殊で落とすのが困難なこの型では誘う物理に有効打を与えやすい。
    攻撃特化ガブリアスが確2、あくのジュエルを持たせるとラティオスが個体値26以上無振りの時確1。
    攻撃の低い特殊アタッカーには効きにくいものの、ブラッキー自体の攻撃力が低いため大抵の場合はしっぺがえしより優位に立てる。
    しかししっぺ以上の火力とは言っても有効打になるかはあやしく、特殊AT相手に決定力が出せない点が課題になりやすい。
    特殊ATへ負担をかける速度を上げるにはいばると組み合わせるか、どくどく等の他の攻撃手段を持っておきたい。
  • ふいうち
    便利な先制技。のろいと相性が良く、A振りなら火力もそれなりに出せるため奇襲気味に刺さる。
    技スペースが最大の問題。
  • しっぺがえし
    攻撃に振らず積みもしないため打点としての期待は禁物なので基本のろいと併せて。現在はイカサマに押されがち。
  • バークアウト
    どちらかというと補助技的な存在。
    特殊に対し無類の固さを発揮、ゴリ押しされる危険を減らす。
    一応攻撃と補助を兼ね備えられるものの、威力が低すぎて攻撃手段がこれだけではまず泥試合になる。
    物理アタッカーへの交換を誘うため、イカサマとの相性は良い。
  • どくどく
    補助技だがお馴染みの優秀な攻撃手段。効きさえすれば非常に優秀なダメージ源となる。
    ただし毒が効かない・効きづらい相手も多いため、攻撃をこれ一本に頼るのはあまり良いとは言えない。何らかの工夫が必要。
補助技について
  • あくび
    毒の通らない毒、鋼への牽制に。どくどくの微妙な格闘、虫アタッカーにも有効。
    鋼はハッサム ナットレイ
    格闘はテラキオン ビリジオン ゴウカザルなど
    根性などあくびの通りにくい格闘はカイリキー ヘラクロス ハリテヤマ ローブシン ナゲキ、ポイヒのキノガッサ、脱皮のズルズキン
    最終進化だと以上の7匹に絞られる。
    ハッサム等のとんぼ使いに注意。ただしまもると併せると眠りを誘えるようになる。
    あくびでの眠りは(ラム等を除き)必ず1ターンは隙が出来るのが利点。後続で対処を確実に行っていきたい。
  • ちょうはつ
    ブルンゲル、ポリゴン2などに得意相手に対し徹底的に強くなれる。
    高速再生を選ぶ場合のどくどく対策にも。
    素早さには注意したい。使う場合は仮想的に併せてS調整するのも一考。
  • まもる
    願い事、食べ残し、どくどく、あくびとのシナジー。
    一応、とびひざげり使いに対し圧力もかけられる。
  • バトンタッチ
    あくびとあわせて交換読みで。読みに失敗しても相手をねむり状態にすることができ有利に。
    また、擬似とんぼがえりの感覚で相手の出方をうかがってからの交換も可能。
    後攻で行うことで願い事無償降臨の戦法にも使える。
  • いばる
    イカサマの火力UPに。
  • HD振り特防特化での耐久目安
    ポケモン・技ダメージ量備考
    眼鏡ラティオス(特攻補正無し)のりゅうせいぐん確定3(特攻ダウン込み)
    眼鏡シャンデラ(特攻↑補正)のオーバーヒート高乱数2(特攻ダウン込み)
    眼鏡シャンデラ(特攻↑補正)のだいもんじ確定2
    眼鏡ラティオスのりゅうせいぐんを受けても、たべのこし2回(攻撃後1回、まもるでもう1回)でブラッキーの残りHPが半分以上になるまでの回復を見込める。
実践例など
  • 技選択
    D特化で使ってたがバークアウトだと泥仕合になる
    苦手なやつはいやなおとで流しておいうちした方が有効な場合多かった感じ、それとふいうちがあると嬉しい場面が多い。

のろい型 [編集]

性格:いじっぱり/ゆうかん/わんぱく/のんき/しんちょう/なまいき
努力値:HP252 攻撃or防御or特防252
持ち物:たべのこし/ゴツゴツメット/カゴのみ/ラムのみ/あくのジュエル/くろいメガネ
確定技:のろい/しっぺがえしorふいうち/つきのひかりorねむる
選択技:あくび/ちょうはつ/どくどく

のろいを積み、攻撃と物理耐久を上げながら素早さを下げ後攻しっぺがえしを使う。
状態異常やイカサマを使う特殊受け型とは異なり、基本的に居座りを前提とした運用になる。
攻撃・防御・特防のどこに振るかは好みやPTに合わせて。

しっぺがえしとふいうちは両立してもいい。ただし両立は攻撃特化型向け。
耐久特化型の場合は攻撃技を2つ入れるよりも、あくびなど補助技を入れた方が柔軟に機能しやすい。
攻撃手段がふいうちのみだと補助技を持った相手が辛くなるので、片方だけ入れるならしっぺがえしに分があるか。

鬼火・熱湯持ちが多い現環境では、回復技は月の光より眠るの方が安定しやすい傾向にある。
ただし月の光の高速回復も眠るにはないメリットはないため、選択肢として無しというわけではない。

性格と努力値について
  • 特防特化
    特殊受けをしつつ、物理防御面、攻撃面をゆっくり強化させていく。
    素の火力は本当にないので最低でも2回は積んでおきたい。
    積みやすい環境をつくるため、あくびなどの補助技が欲しい。
    回復技は基本的にどれとも相性がいいので、上述の「回復手段について」を参照、PTに合わせた選択を。
  • 攻撃特化
    高速化されていくバトルの環境に合わせて、ブラッキーの苦手とされていた機動力を補う振り方。
    耐久型と比べ、威力でゴリ押そうとしてくる高火力紙耐久アタッカーなどに強い。
    攻撃特化の場合、鈍い1積みで実数値192となり、しっぺはガブリアスの地震並み、不意討ちもドンカラスくらいの火力になる。
    火力も出るため不意討ちが使いやすいが、逆に補助技のスペースは確保しづらい。
    回復を入れるならねむカゴを推奨。やけど等も回復できる点が大きい。
  • 防御特化
    完全に物理相手を起点にすることを想定とした型。少ないため意表はつける。
    ただ随所で言われている通り、格闘や虫など弱点が物理に多いため使いやすくはない。
    一致格闘技にも鈍い1積みで乱2や確3にできたりするが、こちらからの返しが追いつかないことも多い。
    ただしガブリアスやメタグロスといった弱点をついてこない物理相手ならガンガン積める。
    等倍だがハチマキ等で強引に突破を狙う相手、低~中火力格闘・虫等、誘いがちな相手を起点できるのがこの振り方のおいしいところ。
    急所に弱いのが難点。
    特防特化同様、回復技はどれでもよい。物理のゴリ押しに耐えなければならないため再生回復に若干分があるか。
すばやさ↓補正の性格について
いじっぱりとゆうかんの差で抜けるポケモンはほとんどおらず大した差はない。好みの問題となる。
しいて素早さ↓のメリット、デメリットを挙げるとすれば以下。
  • メリット
    少ない積み回数でランクルスなどの遅いポケモンを抜ける。
    あまりないがミラーマッチで有利。
  • デメリット
    先手でのろいを積める確率が下がる。
実践例など
  • S個体値を下げる
    いじっぱりS個体値2のもの運用しているが、実は遅いのは結構役に立ってると感じている。
    遅いせいで先手で鈍いを積めないのが痛い場面は殆どなく、鈍い1回程度で遅い奴も簡単に抜けたという局面の方が多かった。
  • 特防特化+あくび
    しんちょう特防特化 のろい/あくび/しっぺがえし/ねむる@カゴのみ で運用。
    ハッサムやヘラクロスを呼んでしまうのがつらい。
    特にハッサムはあくび読みで出てきてとんぼがえりされたり根性発動されたりしまうのがつらい。
    最終盤1対1ならブルンゲルやスイクンなどの粘り強い耐久型にも軒並み優位に立てる。
  • A252振り
    攻撃振りの場合は1~2回積めば十分な攻撃力になる反面、
    1~2回じゃこいつよりもずっと遅い奴が割りといる(ランクルスとか)せいで、しっぺが後攻で入らないケースがちょいちょいあった。
    というか、攻撃振りで回数を積まないなら、しっぺよりも不意打ちの方が使いやすかった。
  • A振りの火力の目安
    一応ここに攻撃特化する場合の時、ランク補正+0or1の火力の目安を書いといた
    H252デスカーンをA252性格・ランク補正なしの@珠しっぺからの不意打ちで落とせる
    HB252ブルンゲルを↑と同条件で@珠しっぺからの不意打ちで落とせる
    ちなみに、ブルンゲルは60族なので、相手がSに48以上振っていると後攻でしっぺを打つことができる。この時のブラッキーの素早さ個体値はV
    その他、以下の条件を満たすメジャーなポケモンに対して(ここに記述されているのはあくまで目安として)
     ・物理耐久があるまたは並のポケモン
     ・しっぺと不意打ちが等倍で自分より速い
    主によく使われているポケモンの中で言うとトゲキッス、ミロカロス、サンダー、ガブリアス、ウルガモス、カバルドン、オノノクス、ニョロトノetc..
     ・こちらの攻撃@珠A252性格・ランク補正無しのしっぺ→不意打ち
    H252ウルガモス・・・落とせる    H252ガブリアス・・・半分削れる   
    無振りオノノクス・・・落とせる    H252サンダー・・・4分の3削れる
    B252ミロカロス・・・半分削れる   H252カバルドン・・・3分の1削れる
    H252ニョロトノ・・・落とせる    B252トゲキッス・・・4分の3削れる
    よほどの物理耐久がない限りA特化ランク補正無し@珠のしっぺ→不意打ちで結構削れる。
    のろいを1回積めばH252カバルドン→半分削れる H252ガブリアス→中乱数1 B252ミロカロス→高乱数1となる。火力のおおまかな目安・実値は上記の攻撃特化の覧を参照。
  • あやしいひかり
    コイツにあやしいひかりってなし?のろい積むチャンス増えると思うけど
    ↑慎重特防特化・・・鈍い、眠る、怪光、しっぺ返し@カゴ。その後に ←同 怪光⇒あくび
    で使ってたけど、結構混乱しても換えてこないアタッカーが多かった。もちろん、便利は便利ではあったけど、
    運要素が強くて1ターン犠牲にするほどの見返りがあったかと聞かれると正直言葉に詰まる。
    個人的には確実に隙が出来る+最終局面で引導を渡す欠伸のほうが扱いやすかった。
    なにより鋼で止まらなくなるが、まぁ、結局は自分の好みになるね。
    ↑同意。両受け・のろい/あくび/しっぺ/つきのひかり@ゴツメor残飯で使ってたけど
    あくびが決まると相手はラム持ちでもない限りかなりの確率で交代してくる
    怪光が決まってもそのまま突っ張ってくる相手は多いので運に頼りがちになってしまう
    安定してのろいを積みやすいのはあくび(運次第で怪光の方が積める回数は増えるがオススメしない)

おいうち主軸型 [編集]

性格:しんちょう/いじっぱり
努力値:HP252 攻撃252
持ち物:あくのジュエル/くろいメガネ
確定技:おいうち/ふいうち
選択技:いやなおと/あくび/あまえる/ちょうはつ/つきのひかり/まもる/ねがいごと/どくどく/よこどり/バークアウト

ラティオスやフーディン、ゲンガーをはじめとした超霊に出し、おいうちとふいうちの2択を迫り狩っていく悪タイプらしい型。
後続に逃げられる事に比較的弱いブラッキーにとって、追い打ちは選出意義をかなり腐らせにくくできる。
他の読み型で有名なポケモンであるアブソルやドンカラスとは、耐久力の高さと補助技で差別化出来ている。
役割遂行後もあくび、あまえる、ちょうはつ等の補助技で起点にされるのを防ぐ工夫が必要。

無補正A252振りでジュエル込み不意打ちor成功追い打ちでラティオスを確定1発。
役割遂行のため出だしの一撃の火力が重視されやすく、努力値は攻撃に注ぎ込むのが妥当。
選択技次第では耐久向けの持ち物も視野に入るが、ラティオスの存在を考えると悪ジュエルの優先度が高い。
候補技にも交換を誘発させやすい性質のものが多く揃っており、うまく組み合わせると扱いやすさが向上するだろう。

候補技
  • いやなおと
    交換誘発・火力補助・サポートを兼ねられる、この型と相性の良い技。
    対面で嫌音を打つことで、相手が交換を選択しても交換先に負担をかけていけるほか、
    状況次第では後続の物理に回すなどサポート的な立ち回りも可能になる。
    もちろん相手が居座るのであれば次ターンの読み次第で手痛い一撃を与えられ、
    読み外しおいうちでもそれなりのダメージは約束できる保険となる。
    なお、同様の戦術を使えるポケモンに攻撃の高いバンギラスがいる。
  • あくび
    交換誘発と起点防ぎの両面を兼ねられる便利な技。範囲も広い。
    ただし、ラム持ちの積みポケも多いのが難点。信用しすぎは禁物。
    まもると組み合わせ、擬似催眠技として使うという手もある。
  • ちょうはつ
    交換誘発・不意打ち補助・起点防ぎのシナジーがある。
    自身の素早さの都合上、相手の積みアタッカーの起点防ぎとしてはあまり信用できない。
    しかし逆にこの型で対処しづらい耐久に対して強みを発揮する。
  • どくどく
    ちょうはつと同様、耐久対策。
    型とのシナジーはあまりないが、この技自体が便利なのも事実。
  • あまえる
    交換誘発・起点防ぎ。
    範囲が物理ATに限られるのが難点だが、
    剣舞以上の積み技を持たない相手にはそれを補って余りある性能。
  • よこどり
    起点にされるのを防ぐだけなら最も効果が高い。
    上手く攻撃を積めれば不意打ちでそのまま戦っていけることも。
    防御を下げる技にはくすぐるもあるが、特殊を相手にすることも多いため攻撃ダウンが腐りやすく、
    即効性が重要なため嫌な音の方が使い勝手は勝る。
実践例など

嫌な音を2回うつと逃げていく事が多い。
しっぺ弱体化したからこの型でも十分やって行けそう。

しんちょう H244 A252 D12 ふいうち おいうち いやなおと つきのひかり @あくのジュエルで使ってみた。
おにびの無い耐久型くらいならいやなおとを入れると逃げるので相手2段階ダウンからのジュエルおいうちが良く刺さった。
種族値不足で得意なはずの特殊アタッカーに後出しが聞かないのが痛いがまあまあ活躍出来た。
ラティオス、シャンデラくらいならジュエルふいうちで確1に出来るけど。
耐久はメガネグドラのドロポン+ステロ確定耐えまで振ってるがどうせレート環境ではピンポイントな役割しかないので
ステロの分を他に回しても良い。フリーでも雨ナットが多くいるならこのままでもいいが。
ステロ分を考慮しないならいじっぱりHAで良い。↑の調整ではいやなおと+ジュエルふいうちorおいうちでH4グドラを
確定で落とせない。こちらもステロを撒いていれば若干Aを落とせる。
この構成で使ってて思ったけど嫌な音追い討ち型は読み型に統合していいんじゃないかな?
↑そう思ったので、嫌な音に関する記述をまとめて統合してみました。

よこどりって使えないかな?積むやつが多い気がするし、まず読まれないと思う。
↑確かにブラッキーを見てのろい積み型だと勘違いしウルガモス等の特殊積みアタッカーを交換で
出してくるケースは多いから、よこどりを採用するならある程度仮想敵を決めておいて
自分のPTと相談するのがいいかと。

まもるは本当に必要なのかな?飛び膝を誘うから使えそうなんだけど、確定技がおいうちと嫌な音の2つで技スペ圧迫しそう。
↑全く使えないわけじゃないんだから選択でいいと思う。

あやしいひかり、いばる、どくどくって候補に入らないかな?
技スペきついしドラピオンの方が向いてそうだけど交換誘発に適していると思うのだが…
↑物理にも気兼ねなく撃てる怪光はともかく威張るは身代わりもないこの型に向かない
挑発ラム持ちオノノに威張ってしまった時なんて絶望もの
耐えられる奴に出し、あくびを撃ちまくって追い討ちしたい奴か嫌な音を決められる耐久を引っ張り出す方が使いやすい
どくどくは、候補としては良いと思うが、耐久や奇跡持ち辺りに入れたくなるが向こうから毒、火傷入れられて
シンクロのパターンが多すぎて微妙、抜ける耐久になら挑発いれて追い討ちの方が良かった

ゴツゴツメット型 [編集]

性格:ずぶとい/わんぱく/のんき
努力値:確定 HP244 選択 素早さ調整残り防御or防御252残り特防or素早さ
持ち物:ゴツゴツメット
確定技:ねがいごと/まもる
選択技:うらみ/ちょうはつ/あくび/どくどく/イカサマ/しっぺがえし/ふいうち/いばる/あやしいひかり/その他

メットのダメージを軸に持久戦をする型。
こちら側に決定力が無くても、わるあがきにまで持ち込めば反動+ゴツメダメージで相手を落とせる。

一致弱点を突いてこない物理なら無補正オノノクスの逆鱗レベルでようやく確3なので、願い事して守っとけば勝手に落ちる。
主力技がドロポンや文字とかのPPが少ない特殊は、願い事守る(恨み)を挟めばPP切れに持ち込める。
他のサブウェポンでは元々高い特防のお陰で全く削られない。同様に輝石持ちも全員格好のカモ。

ただし挑発がないと積みアタッカーに弱い。
また回復行動の繰り返しでは交換の繰り返しで詰むので何かしら攻撃手段は必須。

自分より速いエルフーン・アギルダー等のアンコールまたは挑発持ちには注意。
 相手:まもるorみがわりなどの様子見 → 自分:ねがいごとorちょうはつ → 相手:アンコールorちょうはつ
このように先手を取られる相手に挑発等で縛られてしまう。
後攻1ターン目にあくびや怪しい光等の変化技を打っても先手のみがわりorまもるで回避され
結局縛られてしまう。自分よりも遅いアンコール持ちにも注意。
ブラッキーは比較的のろい持ちが多いと認識されてるので、相手が挑発・アンコール持ちで攻撃してくれることはあまりないだろう。
基本的にアンコール・金縛り・ちょうはつ持ちには素直に引いた方がいい。

実践例など

ハッサム抜き残りB特化 ゴツメ イカサマ バークアウト つきのひかり めざパ炎 でフリー五十回ほど回してみたが、
ガブリ・ラティ・グロス・洗濯機なんかのよく見る連中に強かった。
物理はゴツメみると積んでくる→イカサマでカモれたし、特殊に対してはH振りだけでもDはもとから高いのでバークアウトで一回で流すor封殺できた。
めざパ炎は持ってるとハッサムがとんぼしてこようが積んでこようが返り討ちにできる。
ナットレイはやどりぎされるときついが何もできないってことはなくなった。
↑の型を参考にのんき@悪ジュエル イカサマ でんこうせっか めざ炎 威張るでまわしてみたけど非常に使いやすい。
有効打無いとみて積んできた相手に痛い一撃を与えられる。

↑の実践例を元に性格候補を変更。前はD↑性格があったがゴツメを持たせる以上主な役割対象が物理なのでDに補正を掛ける意味は無いと判断しました。

バトン型 [編集]

性格:なまいきorのんき
努力値:HPぼうぎょとくぼう調整
持ち物:たべのこし/オボンのみ等
確定技:バトンタッチ
選択技:ねがいごと/あくび/ふるいたてる/のろい/どくどく/まもる/イカサマ/バークアウト

ブラッキー持ち前の耐久力を活かし後攻バトンに特化した型。
シャワーズやママンボウには及ばないながらもHP全振りで実数値202であり、
耐久力もあいまって願い事その他補助技による後続のサポート性能は十分にある。

基本的な流れは(あくび/ねがいごと/バトンタッチ/何か の技構成)
 状態異常に頼る受け、中途半端なアタッカーに繰り出す
→闘虫鋼へ交替読みあくび
→ねがいごと 余裕があればその他の補助技
→後攻バトンタッチ
   ・・・といった感じ。

バトン要員として動くための耐久調整は、なまいきHP252防御116特防140振り(実数値202-145-184)で
 テラキオンのインファ耐え=大抵の物理一致等倍を2耐え
 眼鏡ラティオスの流星群を残飯込で2耐え
 臆病1積みウルガモスのさざめき耐え
その他にもグドラの雨球ドロポンを願い事→守るで半ループに持って行けたりする。

まだまだ粗があるが、光の粉影分身や物理ATへ甘える+ゴツゴツメット、更には天候変化技の搭載あるいは素早さ調整による先攻バトン
などなど、可能性は十二分にあると思われる。

自身の攻撃種族値に依存しない攻撃技イカサマ、相手の特攻を下げて間接的に耐久力を上げる意味でバークアウト追加。

起点作り型 [編集]

性格:耐久が上がるもの
努力値:HP252残り耐久調整
持ち物:たべのこし/カゴのみ(つきのひかりならラムのみ)/オボンのみ
確定技:くろいまなざし
選択技:あまえるorバークアウト(両立もOK)/ねむるorつきのひかり/あくび/ねがいごと

くろいまなざしで敵を縛ったあと能力を落とせるだけ落とし、後続の起点作りの土台を作る。
ブラッキーがいなくなれば普通に交換されるが、1ターンは安全に積める。
自身が回復技を覚えるので、何度も繰り出すことが可能。欠伸や願い事を挟んで後続の積みポケに交換することもできる。
ブイズのなかでもサンダースのあくび連打のアシストがあるが、スカーフに強く、体力が残ってれば再利用できる。

甘えるを使いたいだけなら影踏みソーナンスでもできる。
↑相手を逃がさない点は同じでも、甘える以外のできることがあまりにも違いすぎる。比べる相手じゃない。
↑↑バークアウトが使えるまあソーナンスは、壁があるがな

上記のバトン型とのハーフのようなイメージになるが、くろまな→あくび→後攻バトンが非常に強力。
ほぼ確実に1ターンの隙を作ることができ、不意の急所被弾の心配がない。調整にもよっては陽気鉢巻きガブクラスの火力相手でも起点作りができる。

対ブラッキー [編集]

  • 注意すべき点
    特筆すべき高い耐久。これありきの戦術。
    イカサマ。のろい、しっぺがえし。ふいうち、おいうち。くろいまなざし、あくび、いやなおと。
    回復技数パターン有り。特性シンクロ。
  • 対策
    ちょうはつでほぼ全ての型が機能停止する。やけど状態にすることでも効果は高いがシンクロによるこちらへの被害とねむるには注意。
    攻撃技のタイプが悪のみの場合がほとんであるため、半減タイプで止まる。どく無効の鋼が理想。
    高火力の一致弱点技でなら容易に突破可能。弱点でなくともハチマキやメガネを持っての超火力でごりおしも可。
    テラキオンなどのせいなるつるぎは積み技を貫通するため非常に有効。
    見せ合いでは、ブラッキーがいれば以上のような対策をとれるポケモンを選出したい。

BW2よりのイカサマには少しだけ注意。悪等倍物理アタッカーだと下手をすれば半分ぐらい削られる
威力95なので一発撃沈は稀だがブラッキーは行動回数を稼ぐ育成をされているため殴り合いのダメージレースで負ける可能性もある

覚える技 [編集]

レベルアップ [編集]

イーブイ
GBA
ブラッキー
GBA
イーブイ
DS/BW
ブラッキー
DS/BW
イーブイ
BW2
ブラッキー
BW2
タイプ分類PP
111111てだすけ--ノーマル変化20
111111たいあたり50100ノーマル物理35
111111しっぽをふる-100ノーマル変化30
888855すなかけ-100じめん変化15
16-15-9-なきごえ-100ノーマル変化40
-16-15-9おいうち40100あく物理20
232322221313でんこうせっか40100ノーマル物理30
30-29-17-かみつく60100あく物理25
-30-29-17あやしいひかり-100ゴースト変化10
----21-ほしがる60100ノーマル物理40
-36-36-21だましうち60-あく物理20
42-43-25-とっしん9085ノーマル物理20
---43-25ダメおし50100あく物理10
----29-あまえる-100ノーマル変化20
-47-64-29いやなおと-85ノーマル変化40
36-36-33-バトンタッチ--ノーマル変化40
-52-71-33つきのひかり--ノーマル変化5
----37-すてみタックル120100ノーマル物理15
-42-57-37くろいまなざし--ノーマル変化5
--50504141とっておき140100ノーマル物理5
--57-45-きりふだ--ノーマル特殊5
---78-45ガードスワップ--エスパー変化10

★プラチナ以降のみ

技マシン [編集]

マシン威力命中タイプ分類PP
技06どくどく-90どく変化10
技10めざめるパワー-100ノーマル特殊15
技11にほんばれ--ほのお変化5
技12ちょうはつ-100あく変化20
技15はかいこうせん15090ノーマル特殊5
技17まもる--ノーマル変化10
技18あまごい--みず変化5
技21やつあたり-100ノーマル物理20
技27おんがえし-100ノーマル物理20
技28あなをほる80100じめん物理10
技29サイコキネシス90100エスパー特殊10
技30シャドーボール80100ゴースト特殊15
技32かげぶんしん--ノーマル変化15
技41いちゃもん-100あく変化15
技42からげんき70100ノーマル物理20
技44ねむる--エスパー変化10
技45メロメロ-100ノーマル変化15
技48りんしょう60100ノーマル特殊15
技49エコーボイス40100ノーマル特殊15
技66しっぺがえし50100あく物理10
技67かたきうち70100ノーマル物理5
技68ギガインパクト15090ノーマル物理5
技70フラッシュ-100ノーマル変化20
技77じこあんじ--ノーマル変化10
技83ふるいたてる--ノーマル変化30
技85ゆめくい100100エスパー特殊15
技87いばる-90ノーマル変化15
技90みがわり--ノーマル変化10
技95バークアウト5595あく特殊15
秘01いあいぎり5095ノーマル物理30
※以下は第4世代までの技マシン5th
技23アイアンテール10075はがね物理15教え
技43ひみつのちから70100ノーマル物理20×
技49よこどり--あく変化10教え
技58こらえる--ノーマル変化10タマゴ
技78ゆうわく-100ノーマル変化20×
技79あくのはどう80100あく特殊15教え
技82ねごと--ノーマル変化10教え
技83しぜんのめぐみ-100ノーマル物理15タマゴ

タマゴ技 [編集]

GBA4thBWタイプ分類PP
あまえる-100ノーマル変化20
じたばた-100ノーマル物理15
こらえる--ノーマル変化10
のろい--ゴースト変化10
くすぐる-100ノーマル変化20
ねがいごと--ノーマル変化10
あくび--ノーマル変化10
うそなき-100あく変化20
ほしがる60100ノーマル物理40
HSみきり--かくとう変化5
しぜんのめぐみ-100ノーマル物理15
アシストパワー20100エスパー特殊10
シンクロノイズ70100エスパー特殊15

教え技 [編集]

FLEmXDPtHSBW2タイプ分類PP5th
のしかかり85100ノーマル物理15×
すてみタックル120100ノーマル物理15イーブイ:Lv.
ものまね-100ノーマル変化10×
ゆめくい100100エスパー特殊15技85
みがわり--ノーマル変化10技90
じこあんじ--ノーマル変化10技77
いびき40100ノーマル特殊15
こらえる--ノーマル変化10タマゴ
どろかけ20100じめん特殊10×
いばる-90ノーマル変化15技87
ねごと--ノーマル変化10
スピードスター60-ノーマル特殊20PDW
あくむ-100ゴースト変化10×
ふいうち80100あく物理5×
うらみ-100ゴースト変化10
てだすけ--ノーマル変化20(Lv.)
とっておき140100ノーマル物理5(Lv.)
いやしのすず--ノーマル変化5
ずつき70100ノーマル物理15×
アイアンテール10075はがね物理15
あくのはどう80100あく特殊15
イカサマ95100あく物理15
ハイパーボイス90100ノーマル特殊10
ほしがる60100ノーマル物理40(イーブイ:Lv.)
よこどり--あく変化10
ワンダールーム--エスパー変化10

その他 [編集]

タイプ分類PP詳細
スピードスター60-ノーマル特殊20PDW

遺伝 [編集]

タマゴグループ陸上
孵化歩数8960歩 (※特性「ほのおのからだ」「マグマのよろい」で----歩)
性別♂:♀=7:1
進化前イーブイ
進化条件イーブイをなつかせて夜にレベルアップ
分岐進化シャワーズ / サンダース / ブースター / エーフィ / リーフィア / グレイシア

遺伝経路 [編集]

全てドーブルでOK。

のろい:コータスLV12 ビッパLV45
ねがいごと:イルミーゼLV21→パッチール(遺伝)→イーブイ、トゲチックLV29→エネコ(遺伝)→イーブイ
あくび:ウパーLV29 ビッパLV25 ヒポポタスLV13 バオップLV16 ムンナLV7 など